大野ゆうじ 地元奈良から発信

24年間の国土交通省での経験、4年半の国際機関アジア開発銀行での経験を活かし、奈良市を世界に誇れるまちへ。

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奈良市クリーンセンター建設計画策定委員会に傍聴して

平成25年1月17日、第50回委員会で傍聴しました。クリーンセンターの建設予定地を2か所から1か所に絞り込むことが主な議題でした。事務局からは中川市長が出席され、委員会では活発な議論が行われました。
まずは、大変難しいテーマについて委員長を始め委員の方々、事務局の皆様のご尽力に敬意を表します。この委員会は、平成18年2月に始まったというのだから、いかに時間を要してきたかがわかる。これだけ長く議論をしてきてようやく1か所に絞り込んだというが、受け入れ先の住民からは断固反対の声が上がっている。地元への説明会が昨年10月に行われたというが、これまであまりにもゆっくりしすぎてきたのではないか。
 受け入れ先の住民がすんなり賛成するとは到底思わないし、新しい施設に取り換えることは緊急の課題であることもわかる。それでは一体どうするのか?行政は、住民にとって重要な問題が生じたときに、関係者間の利害を調整する役目を担っているはずだ。僕は、これまで霞ヶ関で多くの行政課題に取り組んできたが、粘り強く関係者の意見を聴き調整していくという姿勢がまず重要だ。どんな問題でもきっと解があると信じて取り組むこと。全員がハッピーという解はないが、関係者間で公平感が持てる着地点が重要だ。
 受け入れ先の住民へは、まずプロジェクト全体の計画をわかりやすく理解してもらい、懸念や問題点がある場合にはそれをどのようにして払拭し解決していくかよく話し合うこと。それでも、不利益が全くないというのはあり得ないから、どのようにメリットのある部分を付与するかを議論してみてはどうか。
 また、ごみ処理の全体像についてもっと議論をする必要はないのか。私は、欧州での滞在経験が長いが、たとえば、大きなスーパーマーケットの駐車場に分別回収受け入れの施設があったりする。利用者の利便をできるだけ損なわずクリーンセンターへの一般持ち込みを減らす方策やゴミの量を減らす方策などごみ処理の全体像についてもっと議論の余地がないのかなと思う。
 僕が今回初めて傍聴した委員会は50回目であるから、既に以上のことは議論されてきたかもしれないし、この委員会以外の場所で散々議論されてきたかもしれない。だが、事務局の提案を見る限りでは、このような点があまり見えてこない。受け入れ側も移転を要望する側も生活にかかわる大変な問題であるので、この問題を解決しようとする熱意ある政治のリーダーシップが求められると思う。
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